BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 勉強になる

 時々、チームで仕事をするということについて考える。
 自分がチームをお預かりしているときに気にかけるのは、ただ一つ。
「自分が組織のキャップにならないこと」
 要するに自分が仕切らないことが重要なのだ。タイトルやアサインメントが人を育てるのだ。一定以上のスキルとモチベーションを持っていれば、大抵のことはできる、というのが不肖クマおたくの持論である。
 人間というのは、よほど変わった人でなければ、生まれながらに創造的な能力を持っている、いや持っている筈なので、そういう一人一人の想像力をいかに生かすか、がマネージャーの真の意味での役割だと、クマおたくは心得る。まあ、それに気付かない人は世の中にた〜くさんいるわけで、百人マネージャーがいれば、やり方も百通りだろう。クマおたくとしては、自分のやり方がベストだとは思わないが、ここ三年間の経験で言えば、それなりに結果は出たような気がする。ま、あくまでも気がする、だけだけど……。
 夕方、古巣にセールスに行く。なかなかスリリングな会話が続いて面白かった。先端的な大企業のEIPに対する考え方を聞いて、目を見開かされた。全然先端的なことを考えている。情報という無形資産を扱うやり方については、蓄積の多いエンタープライズの方が、私が勤務している会社のような弱小ベンダーよりもある意味はるかに進んでいる、というごく当たり前の事実に気付いて、なるほどな〜と思った。エンタープライズの散在する情報をいかにトータルに一覧性高く編集していくか……そのためのEIPなんだと。そりゃあ明快だ。
 勉強になっっとはいえ、一抹の寂しさを感じる。
 最先端で勝負しなくちゃ嘘でしょう(笑) 自分自身の能力と野望に対してあらためて危機感を抱く。何とかしなくちゃな(苦笑)