BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 雰囲気を一変させるものは何か

 ここ最近ずっと、「何が組織の雰囲気を一変させるのか」ということをずっと考えている。勿論、ここで延々と述べている私の思考同様、堂々巡りで、あまり明確な結論は出ないのだが、組織という「場」において、その「場」の雰囲気を規定するのは、その「場」に参加している「人」か、もしくは「場」が設定される「環境」しかないわけで、「人」か「環境」が変われば、場の雰囲気が一変するのだ、と言ってしまえばそれまで、なのだが、どうにも一変するプロセスが理解できずに困っている。
 「人」が全員変われば、そりゃ「場」の雰囲気もすっかり変わるだろう。それくらいは容易に想像がつく。しかし、「人」の入れ替えがどうだろう、10〜20%くらいだったときって、大して雰囲気は変わらないのではないかと思っていたのだが、案外そうでもないらしい。
 まあ、「場」を構成する人にも、微妙な序列関係があり、その序列関係の中で、重要な序列に位置付けられている人が変われば雰囲気も変わるのかなあ、というところも容易に想像が付くのだが、しかし、それだけでもどうにも割り切れない。
 雰囲気から醸造される「方向性」が180度変わってしまったりするケースにおいて、何が要因でそういう風になるのかというのは、本当に不思議、である。まあ、ゴダール流に考えるとすれば、「澄み切った目で現実を」ということになるわけで、「そういうものだ(So it goes)」として受け入れなければならないことも40過ぎているので分かってはいるのだが、何となく不思議だ。
 まあ、私には関係ないことだ。私はそもそも忙しいし笑 気にしないことだな。