BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 菊地成孔 ぺぺ・トルメント・アスカラール 「夜のみだらな鳥」

 朝、自転車の練習へ。70kmくらいをちんたら走る。途中メカ澤氏と二度ばかりすれ違う。余裕の笑みを浮かべながら軽く挨拶してくれる、その様子、憎い笑
 その後、boyで髪の毛を切る。小林さんが、「今日、九段会館でしょ?」といきなり話しかけてくる。「そうそう、菊地さんのライブね」と言うと、小林さん曰く「昨日、菊地さん、来てくれて、差し入れって言ってロゼを一本下さって。本当に気さくな良い方ですよね。本当はライブ前で、我々が何か差し上げなきゃいけないのに……」と言っていた。昨日行けば良かったのか。菊地さんはどういうかんじで、茂木さんに髪の毛を切られているのか……想像するだけでおかしい。
 小林さんはあいかわらず面白くて西野さんという芸術家のことを事細かに教えてくれた。
 西野さんというのは、コンセプターなんだと、と思う(自分の中ではそう解釈している)。私の拙い言葉ではあまりうまく言い表せないのだが、ある種の純化されたコンセプアートで、話を聞く限り、面白そうだった。
 ということで、髪の毛を切った後で、九段会館行き、ぺぺのライブを堪能することにした。

 ぺぺのライブで毎回思うのだが、あのストリングス三人娘様のファッションは何とかならんもんかいな。ロングドレスで出てくる方がいいのではないかと勝手に思ったりする。何だか妙なちぐはぐ感が今回も満載だ。
 肝心の音、の方なんだが、すみません、僭越ながら、あまり感動しなかった。ぺぺの音に自分がなれてしまったのだろうか。新宿クラブハイツで聴いた時の方が、数段良かったような気がしたのだが……それは気のせいなのか……。もうちょっと「何か」があるような気がしたのだが、ちょっと残念。さはさりながら、菊地氏のMCはいつもながらにヒットだった。何がどうこういうわけではないのだが、面白い。

 ライブがはねた後、渋谷の居酒屋VINで一杯。シャンパンに、シャトーランシュバージュの白(白気分だったのだ)に、最後はピュリニーモンラッシェでしめ、デザートワインを一杯。もうご機嫌。

 明日は結婚記念日。