BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 懐かしい

 銀行を辞めた後に勤めた会社の同僚たちと一緒に夕食を食べた。場所は「nagomi 金の串」というお店で、外堀通りから一本入ったところに入口があるのかと思ったら、そうではなく、外堀通り沿いに入口があり、それが分からないばっかりにうろうろしてしまい。ちょっと遅れた。申し訳なかったです。このお店、
 フランス風の串揚げで、それこそフォアグラ揚げてあったりして、なるほどなあ、と思わせるものがあった。ビールに白ワインで乾杯、なかんじだった。

 銀行の次に行った会社は、ITベンチャーで、今や泣く子も黙るJASDAQ公開企業である。当時、何にも知らない、若いだけで、生意気な元銀行員が飛び込んだりしたものだから、そりゃカルチャーショックがあるの、ないのって。まあ色々とあったわけなのだが。そのあたりの詳細は、このBlogで何回かにわたってだらだらと語っているので、あまりここで言っても仕方ないので割愛する。しかし、そこでの経験が自分の今の芸の糧になっていると思うと、なんだか不思議な気分だ。
 かつての同僚たちは皆元気で、一人は仲間と起業し、一人は某大手広告代理店に勤務している。あの頃いた人々の同窓会をしようか、なんて話になったのだ。
 個人的には、昔話が好きかと言われると微妙なかんじではあるが、でも嫌いではない。昔話には一定の効用がある。昔の愚かな自分をネタとして「客観的」に見ることによって、あの頃の愚を犯さないように、と自戒の念を強くすることができるし、友人との「紐帯」みたいなものをさらに強く感じることができる。

 小難しいことを言わなくても、まあ、昔話は楽しい、のだ。
 ということで、また定期的に会おうみたいな話で、ご機嫌で分かれた。いい夜だった。