BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 美味い寿司を喰らう

 午後外出。夕方某公開企業の社長様とお食事。出掛けにつかまってしまい、ものの見事に遅刻してしまう。大変に申し訳ありませんでした。
 渋谷のはずれと言うか代々木というか、遊歩道沿いに「五徳」という寿司屋がある。もともとは等々力のお店にいらっしゃったオーナーが独立して出来たお店のようだ。社長様行きつけのお店だ。おまかせで、ツマミから握りまで堪能。特に熱々の皿の上に甘辛いたれをほんのちょっとかけた白子のバター焼きが絶品。ここに一つまみのご飯を入れて、おこげの要領で食すのはこれ無常の快楽。一昨日、昨日ときて飽食週間だなあとしみじみ思う。自らの食い意地が満足できる、自らの境遇に激しく感謝をしよう。妻へのお土産ってことで、太巻きを包んでもらって、しかも社長様に奢ってもらってしまった。この場を借りて厚く御礼申し上げます。ありがとうございます。引き続き、定期的に情報交換をさせて頂ければ、と思います。
 食事は食事で美味しかったのだが、話した内容も本当に刺激的だった。一方的に私の話ばかりしてしまったような気もするのだが、一つ話を伺っていて、感動したのは、
「最近、ガラガラポンをしました。そのときに創業メンバーに近い人々にしっかり話をして辞めてもらったんですよ」
 という一言。
 これ、創業社長がやれるなんて、本当にすごすぎる。感動する。
「会社を変えるには、結局何のかんの言っても人を変えないとだめなんですよ」
 そうなんだよな。でも、分かっていても出来ない人がこの世の中には多い。会社のフェースによってフィットする人、しない人が出てくるのは冷酷だが現実の話だ。人が変わっても会社のDNAは残る。人間の体だって細胞は日々入れ替わっている。
 頭で分かっていても腹に落とすには、大変だ。
 目の前に、それをやっている人がいる。
 素直に感動した。