- 作者: 萩尾望都
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文庫版では3巻で完結しているのかな。私はKindle版で買ったので、4巻完結になっていた。
2006年日本SF大賞受賞作である。萩尾望都らしい、美しい絵と面白い展開で最後まで飽きさせない話、ではある。
この手の話を読むと、毎回落語の「芝浜」を思い出す。結局は、「芝浜」につきるのだろうなあ。夢と現実がごっちゃになっていくところ、もしくは現実自身が多層的な構造になっているところ、等々。「芝浜」では、あまりにもよく表現されていて、それでいて、形式はただの長屋の町人の話。
どんなに壮大な舞台を仕掛けてみても、結局は「芝浜」なんだなあ、ということを、萩尾望都の美しい絵を見ながら思ったのであったw