BearLog PART2

暇な中年の独り言です

日記(20230729)

 今日は朝1番で娘を病院に連れて行かなければいけないので、バイオリンのレッスンは急遽お休みさせていただいた。先週も先生のご都合でお休み、今日もお休み、そして来週は脳の合宿があるのでお休みと言うことで 9月の合奏大会が近づいているのに、全然レッスンに出ていないので、不安は残るものの、仕方ない。どこか個人練習でカバーしなければいけないが、 個人練習ではどうしても限界がある。やはり上についてきちんとやらなければなかなか身にはつかないものだ。

朝1番辛そうな顔をしている。娘を連れてかかりつけのお医者様の所へ行く。触診と血液検査をしてもらい、 解熱剤と抗生物質、それから整腸剤のようなものを処方してもらって帰ってくる。息も苦労したが、帰りもなかなか熱が出ているから歩きながら娘はフラフラする。かなり心配。

帰宅してからは、恒例の水回りの掃除、クリーニング屋へ行くこと、等々をこなし、かつ娘の様子を見ながらなんとなく気ぜわしく過ごす。娘の様子だが、相変わらず良くはなさそう。薬を飲もうとしても、どうも吐き気がするらしく、薬を飲む様子を見ていても、気が気ではない。

娘の様子を見ながら、確か大昔に1度見たつもりになっている。アンドレイ・タルコフスキーの「ノスタルジア」を amazon Primeで見てしまう。

 

ノスタルジア(字幕版)

ノスタルジア(字幕版)

  • オレグ・ヤンコフスキー
Amazon

 これってこんな映画だったっけ?と思う位。すっかり中身を忘れている。 タルコフスキーのゆったりとした長回しが、今の自分の体質にものすごく合っている。考えてみれば、自分は長回しが大好きで、 カットが割られていないだけで、アドレナリンが出てしまう方なのだが、絶え間なく流れる水のイメージや空間に響く音、そして温泉から出る水蒸気の白さ、等々が淡々とした画面に 入れ替わり立ち代わり出てきて、ストーリーの単調さを補って余りあり、 全く以て退屈させない。これは確かにつまらないワンパターンのハリウッド映画を見るよりも、よっぽど自分の脳に対しては強い刺激を与えてくれる。

順番は前後するが、ついでにこんなものも見てしまう。

 

自分はもろにバブル世代なので、ヘルムート・ニュートンのファッションフォトにはものすごくなじみがあるし、 毀誉褒貶はいろいろあるものの、自分としてはかなり好きな方である。このドキュメンタリーに出てくる女性たちのなんと素敵なことか。個人的にはやはりシャーロット・ランプリングは永遠のアイドル。 あと、Grace Jonesの豪快さは笑っちゃうほど凄いと思った。

そうこうするうちに、娘はなかなか寝付けないようなのだが、こちらは歳のせいもあり、すっかり眠くなってしまったために早めにベッドに向かい寝てしまった。申し訳ないが仕方ない。