BearLog PART2

暇な中年の独り言です

2月16日 酒の肴に新しいネタと知識を得たのだから他にいうことなし

 筋トレに行った後で急ぎ出社。午前中オンラインミーティングがいくつか。その後もいくつかオンラインミーティングがあるが、比較的ゆるい予定で比較的ゆったりと過ごせた。

 夕方は能楽の稽古。引き続き花月。時間的に余裕があったので、面を着けて最初から一通り。まずは弓を持っての構え。右と左のバランスが悪いのでそこを修正。それから謡や言葉のところをいくつか修正。そしてハコビのときの足指。これがちょっとバラバラになっているという。精進、精進。

 花月の稽古だけすませて急ぎ宴席へ。この前投資した会社のキックオフということで既存投資家の方が経営陣の方を交えて会食。場所はこちら。青山の裏道はいったところ。美味しかった。

www.amenochihare.jp

 久しぶりに知的好奇心が満足するような宴席だった。

 いくつか印象に残った話があるのだが、そのうち酔に紛れて消え去ってないものを備忘録的にこちらに記しておく。

 まず家族、というか結婚について。一夫一妻制には無理があるのではないかという話。というのも家族というものは、いくつかのアングルがあり、それぞれのアングルを全部満足同じ人間で満足するのは男女ともに難しいのではないかということ。そのアングルとは、

(1)性的側面

(2)家族としての一体感を感じという側面

(3)子孫を残していくという側面

(4)家族という経済共同体を維持運営していくという側面

 正確に言うと、こういう話がその場で出たわけではないのだが、後で考えてまとめてみるとこういうことだったのではないかという推測が幾分か入っていることについては何卒ご容赦いただきたい。

 この4つが当時に満足するような関係が築ければ何の問題もないのだろうが、往々にしてどれかが欠落するし、どれかが過剰に成る。よって家族という小集団を維持していくのはなかなか難しいという話。なるほどなあと思ってしまった。

 それからイスラム教というのは国家運営を含めたOSなのだ、ということ。またハラルの起源は食生活からのパンデミックを防ぐという意味合いがあるということ。確かに国家運営のOSとして考えてみれば、三大宗教の中で一番機能しているのも事実なような気がする。なるほどなーと。

 ということで色々と勉強になった宴席だった。おまけに楽しかったし。言う事無し。