BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 JB

 ずっと書くのを忘れていたのだが、JBが昨年の12月25日に亡くなった。個人的にはFunk創設者としてのJBにはなみなみならぬ敬意を払いたいし、実際に彼の作り出した音楽の多くは私の中の一部と言ってもいいくらい、血肉化している(言い過ぎ?) いつ?だったろう、勿論晩年だが、JBが来日した折には、大阪城ホールで彼のステージングを見たことが、今となってはよい思い出だ。
 時間は情け容赦なく、人間の年齢を一つずつ持ち上げ、確実に衰えさせる。JBとて例外ではない。多分、70年代前半までが彼の旬なのだと思う。冷たい言い方をすれば、旬を過ぎた世界遺産が一つ消えたのだということになる。

 世界遺産としてのJBは戻らない場所へ行ってしまったが、彼の全盛期の音楽はずっと残り続ける。遅きに失した感は否めないが、謹んでご冥福をお祈りしたい。