BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 盛り上がる

 午前中、子会社の株主総会に出席。しゃんしゃんなのだが、二つ質問が出た。
 どちらもある意味、古典的な質問だったので、なるほどと思いながらも、投資家の意識がどう変わるのか、ということについて思いを巡らした。
 夜は三菊で、銀行時代の先輩と、歳の離れた非常に優秀な友人と三人で夕食。三菊はこの前もきたから、目下ヘビーローテ中、なかんじである。
 この友人は、本当に優秀で、ビジネスでもし相まみえることがあったら、絶対に勝てないだろうというようなカミソリのような人で、ビジネスだけかというと、世の中のあらゆる処に触手を張っていて、何にでもぴんときてしまうような人で、本当に尊敬しているのだ。
 話はレッチリから、国策捜査まで広がり、全日空ホテルでの運命の出会いの話とか、レッセフェールのロンドン市場、規制が強まるニューヨーク、その狭間でひたすら地盤沈下の度を強める東京、といった金融プロパーの話や、お互いの今後のキャリアについて、等々。とにかく広範囲に話題がひろがり、拡散しつつ、収束しつつ、交通事故(柄谷行人的な意味で言っているのだが)もあったりして、本当にエキサイティングだった。
 ちょっと飲み過ぎ、かつ電車もなくなってしまったので、久しぶりにタクシーにて帰宅。
 本当に盛り上がって楽しかった。

 こういうの、本当に芸の肥やし、である。そうそう、佐藤優に続いて、新しい推薦図書を頂いた。手嶋龍一、「ウルトラダラー」。さっそく読まねば……。

ウルトラ・ダラー

ウルトラ・ダラー