BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 アップルを創った怪物

 面白そうだなあと思って読み始めたのだが、面白くなかった(笑)
 というのも。
 たまたま技術オタクが成功した。以上。という以上の記述がないから。過去の間違った取り上げられ方に業を煮やして本書を出したということにはなっているのだが、ジョブズとの関係もみっちり語っているかと思いきや、そうでもない。案外あっさり流している。実際そうなのかもしれないが……。
 淡々と好きなことをやって、淡々と成功した。以上。という以上の内容はないので、暇つぶしにはいいかも、くらいの内容だ。
 逆に、核心的な言葉を持たないから成功できたような気もする。言葉が先にたつと、言葉は暴走を始め、自らが辿るであろう未来を予め規定してしまうことがあるからだ。
 逆に言うと、何も考えずに素直にやっている方が成功確率が上がる、のかもしれない。