BearLog PART2

暇な中年の独り言です

日記(20230906)

朝一番筋トレ。まあまあかな。

注文していた本が届く。2冊。

 

考えるな、体にきけ!

考えるな、体にきけ!

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ちょうど今読んでいるんだが、自分の課題に対しての何らかの解答のヒントになりそう(自分でももって回ったわかりにくい表現だ)。

能楽をずっとここ七、八年稽古していて、相変わらず能楽で言う「運び」で悩んでいる。「運び」とは普通に言う歩くことだ。

能舞台上での歩行はほぼ全てがすり足だ。できるだけ踵をつけ、足を前に出すときにすっとつま先を軽く上げる。足首と膝を軽く曲げ、できるだけ前重心で、骨盤前傾。という感じで歩いていく。

これが意外と奥が深い。先生のようにすっときれいに歩くことが未だにできない。

自分としては色々と試行錯誤している。最初は骨盤前傾を思いっきり意識して後ろの足でしっかり「蹴り出す」ということを意識したのだが、これだと体が左右にブレることが多い。体軸が一直線上をまっすぐ進むという自分のイメージとはちょっと異なってしまう。

そこで、ここ最近気付いたのだ。「意識したところに力みが生じて体が自在に動かなくなる」という当たり前のことを。

同じようなことが上記の2冊にも書いてあって。おーっと思った。そうなんだよね。

なので、今の自分は「運び」をするとき、足で蹴るのではなく、体重を前に前にかけてすっと足を前に出し、そのときの方向を胸骨と仙骨でコントロールするということをトライしている。難しいけど。こっちのほうがしっくりくる。

ということで、午前中に出社して、ハンコを押して、午後外出してミーティング。九段でミーティングだったので、そのまま帰宅して在宅にシフト。

何となく光明が見えてきたような気がする。

夜、前述の「ウィリアム・フォーサイス 武道家日野晃に出会う」を読みながら就寝。即落ち。