BearLog PART2

暇な中年の独り言です

11月12日

今日は一日母親と一緒に二軒の高齢者向け住宅を見学に行ってくる。ひとつは東川口。

hcm-suncity.co.jp

そしてもう一つはこれも川口。

www.haseko-senior.co.jp

23区内在住の母がなぜ川口にこだわるかというと、我らが家族は随分と長いこと埼玉県戸田市に住んでおり、母の友人知人それから親戚が比較的多く埼玉県南部に住んでいるという事実があるのだ。

息子からすると、いちいち川口に行かなくても、、、と思うものの、それが彼女の安息の地なのであれば、無理に抵抗する必要なないと言えば、ない。そして当初考えていた二世帯同居も実務的に考えてみると、なかなか難しいという現実もあるわけで。

それぞれの物件に関する感想をここで述べる気はあまりないのだが、ひとつだけ言えるのは、やはり高齢者向けマンションの内見をしてもなんか元気が出ないということだ。これは明らかな話である。というのも、人間というものは将来に向かって可能性が開けていくような場合にのみ、気分が上がるのであって、将来の可能性が閉じていく場合については、どうしても気分が上がらなくなるものだからだ。

そういう意味でも、子供の立場からすると、この2軒の見学は大変に疲れるものとなった。

とはいえ、東川口駅からは川口在住の従兄弟がずっと車で付き添ってくれたので身体的な負荷は低いのだが、精神的には意外と堪えるものだった。

結局内見後、従兄弟の車で母の家まで送ってもらってしまい、大変に恐縮するとともに大感謝であった。

とはいえ、母だけでなく、自分の老後を考えると。。。気分は上がりようがない。

これが年を取るということなのか。

意外とキツイ。