BearLog PART2

暇な中年の独り言です

1月19日 まさにプロメテウスの火、とはいえまだ道は半ばにも達せず

 今日は一日地方出張。朝9時半ののぞみに乗るべく品川へ。とはいうものの、今日の夕方には能楽の稽古があるので面とか必要な道具を持って歩くわけにはいかないので、一度オフィスに立ち寄ってそういったものを置いてから品川へ。

 ちょっと速いのだが、新幹線車中で昼食をすませてしまおうと思って、まい泉カツサンドを購入。我々の仲間内では崎陽軒のシュウマイ弁当が圧倒的な人気を誇っているのだが、自分の場合、品川駅から新幹線に乗るときはいつもまい泉カツサンドにしている。というのも片手で食べられるから本読みながらとかスマホ読みながら食べれるので効率が良いから。今日も今日とてカツサンドかじりながら、メールの処理は電子申請で上がってくる稟議の処理を行っているうちに名古屋へ。

 今日は多治見が目的地なので、そこからさらに中央本線の快速に乗り換えて多治見へ。多治見までは40分弱くらいの道のりか。

 最初は多治見の図書館と公民館を合わせたみたいな立派な施設(多治見市学習館)で某ベンチャー企業と打ち合わせ。面白かった。

 その後、タクシーで移動して今日の第二の目的である「核融合科学研究所」へ。ここにヘリカル型の実験炉があってそこを見学に行くという構え。詳細を説明するのは私の力量に余るのでホームページを見ていただくとして、実際のLHDを見学する前に、真空で何が怒るのか等々を見せてくれる工程もセットで入っており、いたって親切。

 実際に実験施設を現場で研究されている先生のお話を伺いながら見ていくわけだが、これが圧巻。なんのかんのいっても核融合は現代科学の粋を集めて集めて集めて、それでもまだ課題が出てくるという超最先端だということがよく分かる。使う資金も桁外れ。

 それもそうだ。宇宙空間にぽつねんと輝く太陽を地上におろしてきてその有り難く無尽蔵のエネルギーをコントロールしようとするのだから、そりゃ生半可なことでできないのは明らかだ。しかしそこに挑む人々に幸多かれと思いつつ、自分も何らかの形でお手伝いをしてみたいなあと思ってみたり。


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 しかし、このヘリカちゃんというゆるキャラは何とかならんものかw

 もともと自分は物理数学系が好きで、それを生業にしたいと考えていたにも関わらず、あっさり文転してしまった文弱の徒であるがゆえに、こういうののお手伝いの隅っこのすみっコくらいでもお手伝いできたらうれしいなあと思ってみたりしつつ、仕事と居眠りを繰り返しつつ帰京。

 さりながら、施設での詳細な説明をうけたものだから帰ってくる時間が予定よりも1時間半程度ビハインドしてしまったので、お稽古についてはほぼ諦めて後席のみの参加になるかなあと思ったら、ぎりぎり間に合って「弓の段」の稽古をつけてくださった(まだ型が怪しいので面なし。持っていったのは無駄になったのだが、稽古をつけていただくだけでもよしとしよう)。まだまだあやふやな動きや詞章のところがあやしいのでたくさん怒られてしまった。まずいまずい。もう時間がないのだからしっかりやらないと。

 後席はこちら。後席は打って変わって和やかでいつも通り楽しく過ぎていく。

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