BearLog PART2

暇な中年の独り言です

4月5日 引き続きたくさん間違える

 夕方から能楽の稽古。4月14日には国立能楽堂で会があるし、18日は毎回毎回ここで会ているけれど、厳島神社で「花月」の舞台がある。あまり油断してはいられないはずなのだが、引き続き稽古で「弓の段」がうまくいかず怒られる。考えてみればきっちりと手順を体に入れ込んでいるわけではないということが分かってきた。先生方に再度ご教示頂き、下記の標準手順をしっかりと体に入れ込むべく何度も何度も繰り返してみた。

  1. 巻き刺しをしてから、一足でて弓を矢を右手で持つとき、右手をできるだけ上の位置で弓と合わせる。また弓はそのときに横にせずきちんと立てにして持ち、右手を左手の位置まで下げて持ち変える。
  2. 足をかけて振り向いてからシテ柱の位置を確認、左手を右手の下につけて弓を取り、同時に左手で矢を取り、すぐに弦にくっつけ弦を持ち形を整える。
  3. 弓を下げてたもとにかかえるようにして隠すようにして、中央に出る。

 という3つのステップを確実にこなしてけば慌てずにすむし、弓を射る型としてきれいにできそう。まあ今の今になってこんなベーシックなところに悩むなよ、という話ではあるのだが、できていなかったんだから仕方ない。

 あと残り数日だけれど引き続き、精進精進、である。