BearLog PART2

暇な中年の独り言です

8月24日 豪邸と美食

 午前中ヴァイオリンのレッスン。引き続きプレイエルデュオ第三番、第2楽章。アンダンテ。前回のレッスンで少しさわりを教えて頂き、何となく弾けそうだなあと思っていたのだが、思ったより弾けた。やはりアンダンテくらいになると、弾いている間に少しだけ考える時間があるので余裕ができて左手のフィンガリングや右手のボウイングがましなる。速いテンポの曲だとそこが大変になってしまう。

 ということで、付点のついているところのリズムや音程等々を直されたものの、概ねはオッケーということで、第3楽章へ。第3楽章はアレグロのロンド。思ったよりも弾きやすいかも。調子のよい曲はちゃかちゃか弾けるが、ちゃかちゃか弾いてはいけないのである笑

 帰ってきてから急いで風呂掃除等水回りの掃除を済ませて、5時位に家を出て、一路Y駅へ。

 Yというのは私がベンチャー生活をスタートした場所として自分の中では思い出深い場所なんである。そんな場所で、銀行時代の大先輩の還暦祝を共通の知人のお宅で行うという何とも感慨深いイベントが有るのだった。

 この共通の知人は某上場企業の創業者であり、某有名ファンドにも関与されているということで、もちろん資産家でいらっしゃるわけで、そのお宅にお邪魔するというのは親しき仲にもなんとやら、で楽しみに思う気分と、柄にもなく緊張する部分があったりで、何とも不思議な気分なのであった。そもそもシングル参加は私だけのようだし。。。

 ということで、会費制ということにおんぶにだっこで、手土産も持たずに向かった礼儀知らずの私、であるが、その銀行時代の大先輩とY駅で待ち合わせをして知人宅にお邪魔するという構え。いやはや。Y駅から歩いて10分あるかないか、豪奢な住宅が立ち並ぶ一角にひときわ映えるその威容。バケラッタ設計だとのこと。

www.baqueratta.com

 中もすごい。高級家具にモダンアート。リッチな車。成功者かくあるべし、という感じがする。

 というのも、日本って不思議な国で清貧を良しとするみたいな悪しき慣習に呪縛されているような気がするからだ。やはりお金を持っている人たちはきちんとお金を使うべきなのだ。それは芸術でもいいし、高級品でもいいし、寄付でもいいし、そうでないと文化も育たず先細りになってしまうだろう。なんて柄にもないことを考える。

 金は天下の回り者。

 しかし参加された方々には再度びっくり。

 銀行時代の大先輩は言うに及ばず、お招きくださった方は前述の通り、某上場企業の創業者、そして先輩の中高のお友達は某コンサルティングファームのパートナー、そして先輩の奥様のお友達の旦那様は元有名官僚の方で。。。まあチンピラは自分だけということで笑

 食事はケータリングで寿司職人の方が握り、奥様セレクト(だと思われる)の美味しいワインをたくさん頂いた。最後はバルコニーに出てバースデーケーキをいただく。これまたケータリングのスタバのコーヒーがおとも。最初から最後までおいしい。いいなあ。我が家では絶対に無理だなあ。

 終わってみれば、当初の心配は杞憂に過ぎず、堅苦しいことは何一つなく、皆様気さくな方ばかりで救われた感じが。いろいろな話が出て楽しい夕食になった。

 この場をお借りて還暦を迎えた大先輩に心から御祝を申し上げたい。これからもご指導ご鞭撻方、何卒よろしくお願いいたします。またご一緒させて頂いた方々にも厚く御礼申し上げます。