BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 お恥ずかしいことに……

 お恥ずかしいことに、もう何十年ぶりかで愛車をブロック塀にこすりつけてしまった(泣笑)
 義理の母親のお墓参りに行ったとき、谷中墓地のえらく細い道(多分車幅ぎりぎりくらい)を通っていたとき(何度か通っている道なのだが)、うっかり、左側のドアをやってしまった(苦笑) 車をこするのはもう何十年ぶり。あくまでも自分せいなのだが、どうにも機嫌が悪くなってしまった(苦笑) さすがに直しに出さないとカッコ悪いくらい目立つ傷なので、早晩、病院へ送り込みます……。嗚呼情けな哉。
 とはいえ、若干溜飲を下げた出来事も。
 アジアカップグループリーグ最終戦。ホームで勢いに乗っているであろう、ベトナムに4−1の完勝。まあ相手がベトナムだから、勝って当たり前と言えば当たり前なのだが、カタールに引き分けたり、となかなかファン心理を逆撫でしてくれることには一日の長のある、我らが代表。ホームアドバンテージの問題もあるから、どうかなあと思った。開始早々、1点(しかもオウンゴール。ケイタのオウンゴールといいうのが泣かせる。中盤のケイタの働きはなかなか光っていたから)を失い、なるほど、この先どうなるか、というかんじ、ではあったのだが、遠藤のナイスなアシストで巻が1点をとって振り出しに。とったら直ぐに取り返すというところ、野球ほどではないにしろ、日本サッカーも少しずつ、成熟してきたのかなあなどと思ったりした。
 その後、要所要所をしめ、とるべきところで得点をし、時間が余ればきっちりとボールを回し、危なげなく勝利した。NHK解説の山本さんは「パスの精度の高さ」を褒めていたが、しかし多分それはアジアレベルの話。世界レベルで見れば、多分、「精度」と「スピード」の両方がないと、針の穴に糸を通すようなパスは通らない。「精度」はあっても、まだまだパスのスピードがどうかなあ?とは個人的には思う。そりゃアジアレベルでは大丈夫かもしれないが……。と面倒なことを言っても仕方ない。勝利は勝利として、美味しく頂くのが筋と言えば筋。
 その後、だらだらとBSでやっていた「ボウリング・フォー・コロンバイン」を途中から見てしまう。確か一回見ていたはずなんだが、またまた見入ってしまった。最後のチャールトン・ヘストンのインタビューの、何とも言えない後味の悪さは、これがアメリカのもう一つの現実なのだということを納得させるに、今なお十分な迫力を持つ。マイケル・ムーアはやっぱりエライと思う。また、この映画、奇しくも、先日聴いた柄谷行人の講演で、彼にとっては「貧困の問題」が大きいのだということを知り、そこがシンクロしていた。あれ?「ボウリング〜」って2002年くらいの映画だったよね?
 現実はあまり変わっていないのかもしれない。いや、もっと酷くなっているのかもしれない。