BearLog PART2

暇な中年の独り言です

12月31日 スタバのドーナツ、娘とガンダム ということで今年も終わる

 早いもので今年ももう大晦日。この一年、自分としては色々と頑張ったと思う。仕事もそこそこ頑張ったと思うし、4月の厳島神社御神能での「半蔀」は色々コケたけど頑張った。9月からはさらに身体性を追求すべく合気道も始めたし。こういう種まきが来年以降で収穫できると良いなあと考えているところ。

 昨日、中掃除を終わらせているから今日は気楽に過ごせるかと思ったんだが、結果としてはそうはならなかった。

 午前中、お正月用の買い出しで妻と二人で吉祥寺。東急で食料品を買い、丸井で娘が所望するりんご飴を買い、スタバでコーヒーとドーナツをテイクアウトして帰宅。12時前には買ってきていたから、優秀といえば優秀。

 ドーナツを昼食にして、その後アマプラで、これも見逃していた是枝さんの「ベイビー・ブローカー」を見てまったり。

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 これも「何を今更」というかんじではあるけれど。もともと「空気人形」の頃からペ・ドゥナさんのことは好きなのだ。本作では「空気人形」の頃のロリっぽさを微妙に残したまま成熟したきれいな女性になっており、時折見せるイライラ感があまりにもリアルで刑事っぽいかんじがして、なんかよい。ソン・ガンホは言うまでもなく、おっちゃんを好演。総じて印象はよい。日本人監督が韓国で映画を撮るというのも素敵なかんじだし、こういうのが増えるといいんだろうなあと思ったり。おっと感想垂れ流しだな。

 それはともかく「家族」って何だろう、子供を育てていくことって何だろう、といったことを正面から見詰めようとした姿勢は素晴らしいと考えるし、明確な結論が出ないものだから、物語としてどう収束させていくかも難しかったのではないかと思うが、ぎりぎりの線でよく折り合いをつけている気がする。

 この前見た「ドライブ・マイ・カー」がごちゃごちゃしたバックグラウンドや面倒なエピソードを詰め込みすぎたせいで、わけが分からなくなってしまい、悪い意味でリアリティがなくなったことと比較してみると、シンプルなストーリーを上手にふくらませるところは是枝監督の真骨頂と言えよう。しかし濱口竜介はあの映画で何をしたかったんだろう? 映画の語法としては面白いものがあるだけに次回作に期待なのかなあ。しかしあの女性の造形とかはちょっと馴染めないし、そこで出てくる男も舞台は令和だがあのオイディプスの三角形から抜けてていないところとか、完全に昭和だ。

 なんて思いつつ、そのまままったり過ごしていたのだが、どうも娘の部屋の掃除の進捗が思わしくないようで、それを手伝ったら結構たいへん。過去買ったK-POPアイドルにCDやトレカは全部売りに出すそうで一時的にストレージに退避。なんてことを手伝っていたら、結構時間がかかってしまった。

 娘が使わないということで、Amazon Echoと色が色々変えれるフロアライトがわが部屋に引っ越してきた。

 夕食は19時くらいから、刺し身や適当なつまみ、そして年越し蕎麦というシンプルなかんじになった。飲んだお酒はこちら。吉祥寺東急で適当に買ったものだけど、十分に美味しい。金の招き猫のエチケット、いかにも正月ってかんじでよくない?

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 アルザスのスパークリング。妻はそうでもないと言っていたが、自分には結構ドライなかんじがした。美味しいのは変わらないが。正月っぽくてよい。

 その後紅白をちょっとだけ見るが、あまり興味が持てないので、娘と一緒にネトフリを見ることに。ファーストガンダムガンダムシードのはじめの方の回を見る。ガンダムシードがきっちりと、あまりにもきっちりとファーストを踏襲して始まることにちょと驚く。ほとんど変わらないじゃないか。

 それ以外にもアニメの「マニアック」などを見たりした。

 娘と一緒にアニメを見るのは無常の喜びのひとつだ。なんて思っていたら、想定以上に夜更かししてしまい、明日は多分一日ごろごろだ。一年の計は元旦にあり、だとするとちょっと幸先悪いなあw