BearLog PART2

暇な中年の独り言です

2月18日 家で一人読書やネトフリを楽しむ日曜日 さいこうじゃん

 朝一番筋トレ。トレッドミル走ろうと思っていただが、面倒くさくなってやめた。その後庭掃除。そして風呂。

 その後は読書三昧。ヴァイオリンとか能楽とか稽古しなければなあと思っていたのだが、今日はどうにも気分が乗らず一日読書とネトフリに費やすことに。

 読んでいたのはこちら。

 

 これ、本当に面白かった。あまりにおもしろくて全文ここに抜書したいくらいなのだが、それは事実上無理なので自分が面白いと思ったことを順不同でこちらにまとめておく。あまり他の人の参考にはならない、あくまでも備忘録。

  • Future is already here
  • 終わりをデザインするのではなく、始まりをデザインすること、庭師であれ
  • ファンダムとアソシエーションの関係性
  • 近代以降、相互の依存関係を覆い隠してしまうような社会になってきたこと
  • 複数の依存が人に自由を与える
  • 役人は国家と市民をつなぐファシリテーターであれ
  • 行政の執行権に対して、わたしたいはどのように直接的な影響を与えていくのか

 等々。

 本書でも言及されているが、東浩紀氏の「訂正可能性の哲学」とも共鳴するところが多数あり。そこも面白かったし、東氏の見解と本書の議論を合わせて読むと本当に面白い。

 

 しかし今頃気付くとは何たる遅さ!自らのアンテナの低さに呆れるばかり。昔はもうちょっとこういうことに対する感度が高かったような気もするので、もう一度そのセンシティビティを取り返さねば。

youtu.be

 ということなのだが、新たなアソシエーションとしてのファンダムやオンラインゲームの可能性、そしてテクノロジーと人間の思考やあり様への影響等々、考え出せば切りが無い。こういうことをじっくり考えることができて、よい休日になった。こうでなくっちゃリフレッシュも何もない。

 矮小な自分にはできることは限られるが、一頻り思索に耽ったあとはネトフリをダラダラ観る。新しいものを観る元気がなかったので、先祖還りしてファーストガンダムを観ることに。

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 なんかダラダラ観てしまった。ああこういう話だったなあと思い出す。