BearLog PART2

暇な中年の独り言です

3月24日 なぜか栃木、宇都宮、餃子への道は日暮れて道通し

 朝一番、ここ最近凝っている「腰椎進展」のストレッチ。そのあとジムで筋トレ。昨日よく寝たのでまあいいかんじ。

 「腰椎進展」はバレリーナ石井久美子さんが提唱しているもので、妻はずっと彼女のyoutubeを観ていたようだが、自分も遅ればせながら石井先生の著書を購入してこのストレッチを始めた次第。

 彼女の自身も描いていらっしゃるのだが、「拷問ストレッチ」。やってみるとたしかにキツイ。妻が持っているフォームローラーを使ってやり始めたが、なかなか厳しい。10分やっているが、終わってみると立ち上がるのがしんどいのだが、なんとなくスッキリするので、しばらく続けてみようと考えている。

 さて例の娘の宇都宮問題である。その宇都宮に赴く前に実家に行って、仏壇とか布団とかそういうものを取りに行き、27日の引渡の相談をする。

 そして12時過ぎに家を出て一路東京駅へ。東京駅で新幹線に乗り、宇都宮へ。宇都宮駅からはタクシーでインターパークにあるMovix宇都宮へ。ほぼほぼ予定通り。宇都宮駅からちょっと離れたところで噂のLTRに遭遇。一昔前ならば「チンチン電車」と言われたであろうものだが、デザイン含めて欧州のトラムみたいでちょっとかっこいい。

 「ガンダムSEED FREEDOM」の舞台挨拶付き上映。いやはや思えば遠くへ来たもんだ。娘から聞いたのだが、声優の方々は朝一番仙台の劇場で舞台挨拶をしてから、こちらに移動されるのだそうだ。いやはやボックスオフィス40億円を超えてくるというのはそういう地道なプロモーションが必要ということか。

 娘が劇場の中に入ってしまうと何もやることがない。別の映画をみようかと思ったのだが、時間が合わない。強いて合うとすれば「DUNE」のPART2だったのだが、日本語吹き替え版だったので、ちょっと見送った。

 仕方がないので、インターパークをだらだらと暑い気回る。なんだか無茶苦茶巨大だ。

 これがMovix宇都宮だが、ピンク色とはこれいかに。目立つなあ。

 うろうろしていたら、なんとACTUSもある。

 ひさしぶりにPORADAの家具なんか見ちゃう。以前新しく家を立てるときにPORADAの家具を買おうと思ったのだが、妻に反対された。今考えたら、確かに買わなくて良かったと思う。当時はそれなりに好きだったのにやはり今の家には合わない。しかしインターパークでかいぜ。

 そうこうするうちに暗くなり、上映も終わったようで、娘と落ち合う。実はこの後の回も観ることになっているのだった。娘が言うには、

「舞台挨拶が最後にあったよ」

「え? 次の一回も舞台挨拶が最後にあると時間的にけっこうヤバいんだけどな。で、君に任せるけどどうするの?」

「うーん」

「じゃあ劇場から出たタイミングで連絡頂戴」

 そう言うと、娘はまた劇場に並ぶ列の中に消えていった。はてさて、どうなることやら。ということで、帰り道を調べようと考えた。

 わかったことは、宇都宮駅までインターパークからのシャトルバスがあるということ。これは1時間に一本程度で、最終が21時50分。新幹線の最終は11時ちょい前。このバスに乗れればまあ何とか翌日になるとはいうものの、家に帰れるなあと。そう思ったら、気が楽になった。

 引き続きインターパーク二巡目の徘徊。オモチャ売り場でガンダムUCの安いフィギュアを見つけてしまったので、思わず買う。「ガンダムUC」、以前ここでも書いたが、「吉原御免状」をベースにしていることもあり、けっこう好き。そしてawakeモードのUCのフィギュアを一も二もなく買ってしまったわけである。

 なかなか娘から連絡がないので、これはもう最後まで鑑賞するものだと決めてかかり、どこかレストランで腹を満たそうと思ったところ、なかなか適当なところがない。仕方ないので、「にんにくや」なるところで、海老入りアラビアータとフライドポテトと赤ワインで慎ましやかに夕食を食べていたところ、娘から連絡。出たよ、とのこと。

 時計を見ると19時30分過ぎ。これならば20時5分のシャトルバスに乗れるではないか!

 娘に「今急いでお店を出るので待ってて」と言う。サイン入りポスターの列に並ぶので十五分くらいかかりそう、と言うので、それを計算すると19時45分くらいになるので、シャトルバス待ちの列に並べばちょうどよさそう。

 ということで45分に劇場出たところで落ちあい、そのままシャトルバス乗り場に向かったところ、既に長蛇の列になっている。これでバスに乗れるのかなと思っていたところ、案の定、ほぼ定刻に現れたシャトルバスは既に満員でそのまま通り過ぎていってしまった。

 失望というか落胆というか、えーっという声が漏れ急にざわざわし始めた。私もまずいことになったなと思い、タクシー乗り場に急ぎ向かい、そこに列記されている3社のタクシー会社にすぐに電話してみた。最初に1社はつながらず(考えることはみんな同じだ)、次の1社は空いている車がなく50分はかかると言われ、最後の1社が10分後に向かう、と行ってくれたので、ほっと一息。

 助かった。

 でも他の人々を観ているとみな車が捕まらなくてご苦労されているようなので、その人々に向かって、「うちは二人なのであと二人乗れますが、ご一緒される方はいらっしゃいますか?」

 徐々に集団に集約されていくなかで同乗する方があっさり一人決まった。メガネをかけた若い可愛らしい方。他にいそうになかったので、その3名で「みなさん、お先します。お気をつけて」と言って車に乗り込んだところ、運転手さんが、「あれ、だれか近寄ってきますけど」と言う。

 見てみると窓の外、おおきく手を降っているこれもまた若い可愛らしい女性がいる。話を聞くと自分も一人なので乗せてほしいとのこと。

 これでメンツ確定。

 合計四人で宇都宮駅へ向かう。道場したお二人は礼儀正しい方でバックシートで娘も含めてガンダム話で盛り上がっていた。みなさんガンダムSEEDからのガンダムファンらしいので、1stをリアタイで観ている自分からするといたく感慨深いものがあった。

 宇都宮駅に着いたら、

「お父さん、餃子食べようよ」

 そう娘から言われたので、駅ビル内の餃子屋さんに行ってみたらもうラストオーダーが終わっていた。日暮れて餃子への道は遠かった。

 そう言えば宇都宮駅の新幹線待合室に新幹線型のマッサージ機があった。なんか面白い。

 そして娘がちいかわのガチャを1階奢ってくれた。

 そうこうしつつ、帰り道のセブンイレブンで、エビスと湖池屋のポテチを買って、家に帰ったらもう11時くらいになっていた。そのまま家でだら飲み。

 娘に聞くと、

「楽しかった」

 との返事。

 そりゃそうだ、これで楽しくなかったら、こっちは凹むよ。