ついに観た。
「ガンダムSEED FREEDOM」
娘と一緒に観てしまった。六本木ヒルズのTOHOシネマズで。
ファーストの頃から変わっていないなあと思うのは、そのガンダムの面白さの様式美。
要するにガンダムの面白さってのは微妙に人間臭い現実味のあるストーリー(かつ明確なメッセージ性(これが「反戦」というかんじになっているところはというところ意外とよいのではないか)と男の子心をくすぐるモビルスーツの戦闘シーンなんだろうなあと考える。
戦闘シーンについて言えば、要するにチャンバラとガンファイトと殴り合い(さすがに関節技は出てこないな)、そして「スタートレック」や「宇宙戦艦ヤマト」で発見された宇宙船同士のビーム砲による対艦戦闘等々、が極彩色で一度に味わえる、ということなんだろう。基本的なモビルスーツのデザインも明らかに甲冑を意識しているし、ひとつのコンテンツであらゆる戦闘様式を盛り込んでいるというところがミソなのではないかなあと考える次第。
ということで、本編冒頭映像をこちらに貼っておく。観ていただければ私が行っていることは概ねご同意いただけると思う。
とはいうものの、長年ロボットアニメを観ている人間からすると、そういった戦闘表現についてはやや食傷気味というところもないわけではない。そういうところから考えると自分としては、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の冒頭のパリ上空での戦闘シーンを思い出してみると、あちらの方がロボットアニメ的な戦闘シーンでありながら、かなり斬新なことをやっているような気がする。360度エヴァ8号機が動き回る様を延々描いてみせた庵野秀明の方がアバンギャルドで、「ガンダムSEEED FREEDOM」の戦闘シーンの方は伝統芸能的な古式ゆかしい戦闘シーンの枠内にとどまっているように思うが、それでも満足できるわけで、何を求めるかによってどちらを観るかということが決まるような気がする。
ストーリー自体は、まあわかりやすいし、最初からああそうだよなあと観ていられる安心感もあるし、キラとアスランのやりとりもある意味予定調和的。
だからいいのだろう。
二回目の鑑賞になる私の娘が言うには、
「学園祭的なお祭り感覚」
というわかりやすい解釈をしていたが、カメオ出演も含めてアニメシリーズの腫瘍キャラはほぼ全員ワンカットは出演しているのではないだろうか。だからいいんだろう。
ということで、きちんと楽しんで、その後恵比寿のauショップで娘のパケを増やすべく契約変更をしようとしたのだが、予約で一杯、その場でちょっと調べたら、渋谷スクランブルスクエアのauショップの予約がすぐにとれたので、そちらに向かう。
無事に変更がすんだ後は、娘が「もんじゃ焼きを食べたい」というので、スクランブルスクエアに入っている月島もへじで遅い昼食。
明太子と餅、そして親子のもんじゃを頼む。ハート型にしたのは娘。「映え」を気にしているということか。
ついでにビールも呑んでしまったw もんじゃも偶に食べると美味しいものだが、服に匂いがうつるのだけが困る。お店を出るとき、店員さんがファブリーズをかけてくれたのだが、それでも匂いは多少は残っている感じ。
帰宅して夕食はどういうわけか豪華にステーキ。さすがにあまりお腹が減らないので、白いごはんはパス。肉と野菜とスープだけ頂いた。
その後は新聞読んだり(朝刊読まずに出てしまったので)、本読んだり、色々のんびり。そして早めに寝て明日に備えようと思っている次第。
みなさま、ごきげんよう。