BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 回り回って

 飛び込みでお越し下さったM&Aコンサル会社の方がおもしろい案件を持ってきた。おもしろいだけで、触手は動かず(笑) まあ、そんな案件が回り回って当社にまでくるのだから、M&Aもある種の「大衆化」の局面を迎えつつあるような気がする。考えてみれば、ここしばらくの資本市場の活発な動きは、物語に飢えた日本人の信条にぴったりハマったのではないだろうか。大衆はいつでもおもしろい物語を求めるものなのだ。しかし、物語作家の想像力を遙かに超えたところで、現実は動いていく。想像力もついに限界まできたか。もっとも、論理の限界は既にゲーデルがきっちり示しているわけで、人間が理解できる空想の世界もある種の論理によって支配されるとすると、そもそも限界はあるってことなのかもしれない。
 早めにオフィスを出て、会社の人と一緒に久しぶりに神宮前の名店へ行く。話はビジネスのことだけでなく、松本大洋や望月峰太郎のことにもおよび、おもしろかった。また神二ロマンチスターズの親玉H師もご登場し、初めて名刺交換なぞをしてしまった。何かここしばらくはいろいろと大変そうだった。
 ここしばらく、自分の必要とする睡眠時間がとれていないので、早々に酔っぱらった。面倒臭くなってタクシーにて帰宅。思ったよりも早く家に着いた。ほぼ即寝(苦笑) 知的生産・知的浪費、何もできてない(悲)