BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 ゲーデル

 最近、漫画がわりにってことで、ゲーデルの半生とその業績を簡便にまとめた「ゲーデルの世界―その生涯と論理」を読んでいる。むか〜し、自分が無謀な頃に、ゲーデルの例の証明を追おうとしたことがあって、それなりに挫折しているのだが、最近では簡便な入門書がたくさん出てきて、誰もが理解しやすいようになったんだが……ゲーデルの理論をすべての人が理解した世界って、そこから何が生まれるんだろう?と思ってみたりした。
 それは、明らかにヴィトゲンシュタインが言う「登った後で捨て去る梯子」のような存在なんだと思う。梯子を登り切った後に見える世界をもっときちんと味わってみたいと思う今日この頃。その世界って実在論?神の世界?


 つらつらとそんなことを考える。
 やること多いとフラストたまるから、そんなことを考えて息抜きをする。