BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 状況証拠でものを判断する

 話していて、相手が自分にとってキライでない人だったら、その人によく思われようと思うことは人間として非常に自然な感情だと思う。誰だって好きこのんで、話している相手を怒らせたいと怒うことは、常識的に考えたら、まずないだろう。だから、普通に会話していると色々な話で盛り上がる。
 しかし、しかし、なんである。
 One on Oneの会話でどれだけ盛り上がっても、会話の相手が、会話の中でコミットしてくれたように思えたことを何一つやってくれないケースも多いと思う。これを読んでいる方の何人かはハゲシクご賛同下さることだろう。話は盛り上がったのに、その後何の連絡も寄越さない異性の知り合いとか、まあその他色々。
 だから、私は齢四十を超えて、初めて気付いたのだ。
 One on Oneで盛り上がっても、最終的には、その人が実際にどう行動したか、という「状況証拠」で、その人の人となりを判断しなければならない、ということ。何て当たり前のことに、今更ながらに気付くのか。

 自らの愚かさに恥じ入る次第である(自嘲)