BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 ブランド消費

 日本という国はつくづくブランド好きだと思う。ま、自分としてもマニアックではないが、「○○ならば……」という安心感やある種の優越感を購入するためにブランドものを買ってしまうときがないわけではない。
 とはいえ、ブランドの消費形態が日本ってすごくイビツになってないか? 例えば、欧州だったら多分ジーパンなんかでは敷居をまたぐことが憚られるであろう「ブルガリ」なんて、OLやヤンキーに独占されている。特に「ゼロワン」のラインなんて、日本のそういう層にアピールすべく周到にマーケティングされたとしか思えないかんじさえする。多分そうではないんだと思うんだが……。
 多分、サプライヤーの想定の範囲を大きく超えた層が、日本におけるブランド消費に貢献しているんだと思われる。ユニクロの服にブルガリの指輪を合わせるとかって、多分推測だが、欧州のようなある種のヒエラルキーが明確に存在する社会ではあまり見かけない組み合わせだし、米国的な「ボボス」消費とも違っていて、多分世界で唯一のものに違いない。


 日本でブランドビジネスを展開するとけっこうイケるのではないか?とふと考えた。自分でやってみるかどうかは別だけど(笑)