BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 乗鞍あけて……

 さて。

 月曜日になって、レースも終了した。
 毎年、乗鞍が終わると「夏」が終わったような気になってしまう。実際、暦の上でも夏が終わりかけているのは明らかなので、あたりまえなのだが(最近では気温の面では随分と夏が長く続くようなかんじもしないでもないが)。とにかく、これで今年のヒルクライムレースは全部終了した。くどいようだが、後は富士の7時間耐久とツールド千葉を残すのみ。冬はシーズンに備えて、寒さなんのそので走り込みをしないといけない。

 どうでもいいことなのだが、昨日、レースの最中に、こんな風に自転車で走れるってことは何て幸せなのだろうかと柄にもなく思ったりした。自転車に乗っている間は諸事から離れていることができる。何も生まない。何も考えない。一銭にもならない。しかし、無心になれることを持っているというのは随分と幸せなことなんだと実感したのであった。

 さて。

 さはさりながら、一人の中年男としては、それなりにあちらこちらに責任なる亡霊のようなものにつきまとわれているのも事実。現実に立ち向かうには虚構や妄想の力、そして何も生まない非生産的な時間の浪費をもってしないと無理なんであろう。

 私はこうやってバランスをとっている(笑)