BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 怒られる

 午後から撮影所へ。撮影所から、前職時代にお世話になった方々との宴席で銀座へ。「おぐ羅」というおでん屋さんに連れて行っていただく。おでんは美味しかったが、出てきた話はちと塩辛い話ばかり(苦笑) すべては自らが蒔いた種とはいうものの、そのときの自分としては、考えに考え抜いて結論を下したわけで、その結論が他の方々に迷惑をおかけしてしまったとしても、その重みは全部自分で引き受けなければならないのも承知、である。しかし、そのときの決断を「蒼い」と言われてしまうと、それなりにこたえるものがある。
 あのとき、自分はもっと何かやりようがあったのではないか? もっと粘ればよかったのではないか? カッコつけたつもりが、それは逆に逃げになっていなかったか?
 人はそれぞれの立場に置かれている。それぞれの立場、利害があって、その利害をごちゃごちゃ調整しながら、我慢しながら、つき合せながら、日々ぐちゃぐちゃと生きている。仕方ない。自分には重みを引き受けて、胸を張ることしか出来ない。だから胸を張る(別名、開き直りとも言う)。
 自分で自覚している欠点としては、飽きっぽかったり、堪え性がなかったり、まぁ、そういったところだ。こういう欠点については、もうちょっと改善(をを、自分らしくない発言だ)しないといけないのだろう。生きている以上は、人は必ず誰かに迷惑をかけてしまうとはいえ、この改善なくしては、必要以上に人に迷惑をかけてしまうかかもしれないと思い、ちと反省する。
 とまあ、酒飲みながら色々と怒られたわけである。怒られることに対しても感謝しなければならんのだろう。
 ただ、自分は別に間違ってはいなかったと思う。誇りを持って胸を張りたい(笑)