BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 モンスター○○

 「モンスターペアレント」とか「モンスターペイシェント」とか、「モンスター○○」という言葉が囁かれるようになってから、けっこう経つのではないかと思う。
 この「モンスター」という言葉だが、何が一体「モンスター」なのか?というのが気になる。ほかの人々がどう理解しているのかはよく知らないが、「モンスター」とは、所謂世の中一般的な「常識」を大きく逸脱した言動をとる人々を総称して言うのだと自分としては理解しているのだが、仮にだ、「モンスター」が世の中の過半を占めるようになってしまったと家庭じゃなくて仮定しよう。そうしたら、世の常識派が今度は「モンスター」と呼ばれるようになってしまうのだろうか? 常識から逸脱した言動をとる人々を「モンスター」と呼ぶならば、世の常識が変化していくにつれて、「モンスター」の定義も変化していくのか? それとも世の常識というのはモーゼの十戒のように、永久不変のものと考えていいものかどうか?
 自分も「モンスター」になってしまうのか?
 真面目に考え出すとキリないが、きっと自分はまだホンマもんのモンスターと出会っていないから悠長としていられるのだろう。会いたくないけどなぁ。
 あ、例によってオチはありません。