新卒２次面接に駆り出される

　今日は半日、新卒の２次面接に駆り出された。志願者１名に対して面接者３名。時間にして約30分。色々と観察していると、女性はやはりきちんと用意周到に準備をしてくる人が多い。男性は準備している人もいれば、準備していない人も多い。とはいうものの、男女問わず一般的な傾向としては、皆が皆、バブル世代の私たちなんかよりもずっと用意周到に準備をしていることだけは明かだろう。
　色々とこちらも勉強させてもらった気がする。有り難い話ではある。とはいえ、新卒の繰り出す脆弱なロジックを文字通り赤子の手をひねるかのように、逐一その矛盾点を指摘していく自分（それでも随分と途中でやめたのだが）を客観的にみていると、本当に、
　オヤヂ
　という三文字がぴったりあてはまることに気付く笑
　最悪である。新卒の方々が酸いも甘いも経験しつくした、私にかなうはずがないだろうし、かなうとすれば、それは若さ故の無謀さと暴力と閃き以外にない。自らの若さを楯とした、美しい暴力性、世の中を舐めきった横柄さ、そういったものを見たい見たい！と一人はしゃいでいるのは、多分私だけなんだろう笑
　とはいうものの、今日お会いした志願者の方々についてのみ言えば、論理的思考能力において「をを！」と感嘆してしまうような方はいらっしゃらなかった。だから何だというわけではないのだが、論理的思考能力は一番簡単に身につけることのできるものだし、身につけておかないと後々困るわけである。論理的思考能力をここで明確に定義するのはさしひかえるが、ビジネスやる上でのプロトコルなのだから、習得は必須だとは思う。
　今日も早めに帰宅し、夕食をとる。妻が吉祥寺のイケているパン屋さんで買ってきたパンが旨かった。
　こんなささいなことでも幸せを感じることが出来るのも、まさにオヤヂの特権だ。