BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 笑っちゃうけど、ホラー体験

 午前中一時間ほど社長と打ち合わせ。途中で尻切れトンボで終わるが、まあまあかな(笑)
 午後になって、笑える出来事はいくつかあった。笑うというか脱力である。どうしてそんな常識のないことができるのか、私にはまったく理解不能だ。
 そうそう。順番が前後するが、今朝、井の頭線で怖い親子(母、娘)を見かけた。娘さんは今ドキのギャル。お母さんの見てくれは派手目でお若いかんじ。お盆で旅行か帰省でもするんだろう、スーツケースをひとつお母さんが転がしている。
 まず一発目。

 お母さんは私の隣に座ったのだが、近くにものすごい大音量でiPodを聴いている人がいた。
娘:(口真似で)♪じゃじゃじゃじゃじゃじゃ〜ん(ギター弾く振りも入る) そんな大きな音で聴いていると耳悪くなっちゃうよ、ってかうるさいよ〜」
母:いいじゃないの。どうせ他人の耳だし

 二発目。

(最初は母だけ座っていたが、通路の向い側の席が空いていたので)
母:あっちに座ってらっしゃいよ
娘:うん
(しばらく向いの席に座るが、すぐに立ち上がり、母親の前に戻ってくる)
娘:なんか狭苦しいから戻ってきちゃった。みんなつめてくれないんだもん。
母:(かなり大きな声で)そうよね、あの眉毛長い人がもっと詰めてくれればいいのにね。詰める気なんかありゃしないものね」
娘:そうだよ、太りすぎなんだよ。デブ座るなよ(と、これも大きな声で)

 三発目。

(娘が化粧ポーチを取り出してマニキュアを塗り始める)
母:ちょっと。あんたそれ、バッグの上にたらしたらアウトだからすみっこでやってらっしゃい。
娘:うん(といって、連結器の近くにいってマニキュアを塗る)

 うまくニュアンスが伝わらないかもしれないが、気に入らなければ大声で非難し、公衆のことを考えるふりをしつつ、でも、娘が車内でマニキュアを塗るという(マニキュアの匂いもきついよね)。そのモンスターっぷりに驚き、恐怖した。
 朝からホラー体験だった。
 かかわらないようにしよう。社用車で通勤できる身分になりたい(笑)