BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 こどもの城

 バッテリ上がったクルマは、適当に暇なタイミングでチューリッヒ様のロードサービスのご厄介になろうと思いつつ、我が家はあまりクルマに乗らないからいつになることやら。。。と思いつつ、今日は夫婦揃って美容院。代官山boyの小林さんが、CAMERAに転勤になったので、我が家もCAMERAへ鞍替え。
 初CAMERA。トップバッターは私。
 そう言えば、原宿まで、下北沢経由の千代田線で行ってみたのだが、やはり下北沢の駅はベビーカーには最悪。階段だらけ。って、これは余談。
 そうそう、CAMERA。鉄筋むき出しの内装がいいかんじ。boyは、内装についてはできるところは全部自分たちでやってしまうのだそうだ。そのための道具まで全部そろえてあるらしい。その甲斐もあると思うのだが、くたっとした使い込まれた感じの内装は本当に好み。いつでも趣味がいい。
 髪の毛を切ってもらっているとき、「マイケルの映画見ました?」と聞かれた。そう言えば、音楽もマイケル・ジャクソンがかかっているなあと思っていたのだが。
 「見てないんですよ」と答えると、「是非見て下さい。うちのスタッフは何度も見ているのがいます。ぼくは1回しか見てませんけどw」とおっしゃる。
 ううむ。「ぼくは当時プリンス派だったので、マイケルはなあ。当時は、プリンスの方が好きだというと音楽通を気取れたんですよ」と言ったら。プリンスとマイケルの比較論になった。一体全体どっちが気持ち悪いんだ?ってことwww
 1時間で髪の毛を切り終わると、原宿界隈を回遊していた妻とスイッチ。ベビーカー押して、行くところないので、とりあえず「こどもの城」へ。
 初体験。
 だったのだが。
 いやはや。
 父親としての私もけっこう楽しめた。大きな遊具があるフロアがあるのだが、ここはちょっと娘にはまだ無理そう。音楽の部屋みたいなところへ行って。コンガをたたいたり、ピアノをいじったり、シンセサイザーをいじったり(何とYAMAHADX7だった。昔買えなくて、その下位機種の下位機種を買った。下位機種ってか、DX100なんで、下位機種ってかんじでもないか)。バンドの演奏などもあって面白かった。
 音楽の部屋に飽きた頃合いかと思い、隣で絵を描いて、それをアニメにするってのをやっていたので、そこへ乱入。「絵を描いてアニメにする」って言うといたく難しそうだが、さにあらず。一枚の細長い紙を折って、上に来る方を鉛筆でくるくる巻いてちょっと癖をつける。下と上の二つに絵を描いて、癖のついた上の紙を下の紙に載せて横にした鉛筆でこすると、あら不思議。超超簡易なアニメになる。まあ超簡便なぱらぱらマンガだな。でも、これ、意外と面白い。
 って親がはまっていても、娘はマジックを出しては放り投げることに注力しており、線ひとつ○ひとつ書こうとしない。なので、撤収。でも、その場にいたスタッフの方は、私が書いたクマの絵を褒めてくれたwww まあそんなことしかできないけど。
 って撤収しようとしたところで、いきなり、「The chicken」が聞こえてきた。ジャコが82年の「オーレックス・ジャズ・フェスティバル」弾いていたのと同じようなアレンジで、である。思わず音楽室に闖入。娘を膝に抱えて聞き入る。何とスチールドラムの代役は鉄琴、であった。後でちょろっと調べてみたら、この曲、JBsのPee Weeの作曲なのね。ファンキーなわけだ、って今までそれを知らなかった自分の無知を恥じる。
 何のかんのいって、3時間弱くらい子供の城にはいただろうか。そろそろ妻も終わるかなあと思ってメールを打つ。まだかかりそうだ、ということだったのだが、一応、CAMERAまで行って、外で(CAMERAは2階にあって、上るには階段しかないので、つらいから)待っていたのだが、やはりなかなか終わりそうにないので、仕方なく先に帰ることに。帰りも下北沢経由で苦難の道を。そもそも、明治神宮前のエレベーターもえらい混んでいて、ベビーカーではしんどそうだったので、もう階段を担いで下がった。ベビー連れになって見えてくる街の暗部というか、そこまででもないにしろ、弱者の立場に立つと見えてくるモノもあるのだなあということは、最近よく思う。
 とまあ。
 夫婦そろってさっぱりした。
 これで三連休は終わる。