BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 何となく落ち着く

 何となく落ち着く金曜日。
 久しぶりに早起きして、早朝ジムへ。馴染みのトレーナーに前から課題になっている下半身の左右の筋肉バランスについてカラダの動きをチェックしてもらう。改善しているところもあれば、まだまだのところもある。トータルワークアウトではないが、こうやって折々で識者に自分のカラダをチェックしてもらうことはとっても必要なことだと思う。
 9時からミーティングに来客、中途の採用面接、来客、取締役会と予定的には埋まっていたが、ばたばた仕上げなければならないことがあったわけではないので、ちょっと余裕をこくことができた。
 夜はこれまた同僚と神宮前のBにて一杯。考えてみれば、ベルギービールを飲むのは随分と久しぶりで、これからの季節、秋の夜長を楽しむとしたらこれだよな〜なんてちょっと思ったりする。
 話は色々と多方面で盛り上がり、ここしばらく別役実の「ベケットと「いじめ」 (白水uブックス)」に触発されて考えていたことなどを同僚相手に議論しつつ、ぼんやりとしていた考えが形になってきてちょっと面白かった。酒はこういう議論をするときには最良の友である。これについては早々にまとめてみたいと思っている。まあ、ある種の「関係性」の議論なのだが、その「関係性」と「SNS」等のインターネットを使ったコミュニケーションの形態がどうからんでいくのかを考察していくと何か面白そうな(笑)結果がでるような気がしている。気がしているだけで確信はない(笑)
 帰ろうと思ったのだが、常連の飲み仲間とちょっと語らうべく、同僚が帰るのを見送りつつ、もう一杯飲む。これはこれで楽しいもんである。けっこう久しぶりだったもので。
 たとえ「会社」という関係性の束で行き詰まったとしても、私には飲み仲間の関係もあり、自転車仲間の関係もあり、その他かなりの数の友人の関係もあり、精神的に追いつめられることはなさそうである(もっとも金銭的に追いつめられることはあるかもしれないが)。

 この恵まれた環境に感謝することにしよう。

 帰宅後、ジョニ・ミッチェルのDVD「シャドウズ・アンド・ライト[完全版] [DVD]」を観つつ、眠くなったので就寝。午前二時。秋の夜長。