BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 誕生日イブ(笑)

 ということで、本日で花の三十代ともオサラバでは、ある。といっても特に何があるというわけではないです、ハイ。いつも通り、生活は連続しており、三十代最後の日になったからといって、特に何があるわけではない。十代の最後もそうだったし、二十代の最後もそうだった。生活が連続している分、チョッキリのときに振り返ってみることが有効なのではないかと思う次第。
 簡単に自分の人生を振り返ってみよう。
 十代。う〜ん、何があったんだろう? 自分の中で比較的大きなイベントは西日暮里にある某K中学校のお受験に落ちたことか。世の中には自分よりもスバラシク頭のよい人がたくさんいることを知ったので、よい経験になった。自分が今正しいことをしているのかどうか、微妙に自信がないところは、このお受験失敗に起因するもののような気がする。あとは高校でよい友人とひたすら遊んだこと、浪人中、駿台に通いつつ、ひたすら古本屋めぐりを続け、現在も使用中である頭の中のDBを整理したこと(とはいえ、最近老朽化が目立つ(笑))。
 二十代。大学と最初の職場の銀行でよい友人を何人も得て、最初の結婚をしたこと。世の中を完全になめ切っていた若者は、サラリーマン人生の最初、自らの甘さとデキの悪さを痛切に思い知った。まじめにやらないといけないと柄にもなく思ったりもした。今がどうかってのは内緒だけど。あと、「文章を書く」ということでは、二十代がピークだった気がする。群像新人文学賞では確か三次選考くらいまで残った覚えがあるし、ニフティのBBSではそれなりにファンもついていたからな。それ以降、筆力は衰えるばかり也。
 三十代。それなりに充実した仕事を任されていたが、ふとした思いつきからITベンチャーへと転職。銀行という狭い世界ではない、魑魅魍魎が跳梁跋扈する世界の手痛い洗礼を受ける。その後、数名の仲間と企業、完全に失敗、会社を畳む。それに加えプライベートでは離婚したり。とにかく今までの「人生なめきった」ツケを払ってきたのが三十代だったような気がする。
 こう考えると人生、それなりにバランスがとれているのかも。今までの人生はかなり楽しかったから、多分(笑)これからの人生も楽しいのだろう。
 美辞麗句という意味ではなく、ここまでクマおたくを「生かしてくれた」この寛大な社会システムと各種関係者に厚く御礼を申し上げるしだいである。


 ありがとうございます。