BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 限界

 午後休をとって、眼科へ。視野検査をすることになっているのだ。
 ちょっとショックだったのだが、生活に支障はないといえ、視野が若干欠けていた。これから、眼圧を低く維持するための点眼治療が始まるらしい。要するに立派な緑内障なのだ。これはちょっとショックと言えばショック、だった。
 人間のカラダは眼だけではなく、全てのパーツがある程度までは再生するとはいえ、基本的には全てが消耗品、である。消耗の果てには「死」が待っている。「メメントモリ」ってことなんだけれども、でも日常生活で、自らの「生」の有限性を思い返すことはあまりない。お恥ずかしながら、この「視野検査」で、私は自らの生の有限性を思い返すことになった。全ては限られている。身体もそうだし、身体に限界があるということは、そもそも自らが使う時間に限りがあるってことだ。死ぬこともそうだし、緑内障で視界が狭まっていくことも、そうだ。
 大事に自分の人生を考え、そしてその人生で満足できるような何かを掴み取らないといけない、ときれい事抜きで、思ったりした。
 自分の人生を考えるキッカケとなった検査だった笑