BearLog PART2

暇な中年の独り言です

54回目にして思うこと

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#誕生日ケーキ #誕生日 #ケーキ先日は54回目の誕生日でした。

 私は西暦で言うと1965年10月25日に生まれているから、今年でちょうど54歳になる。なる、というか、なった、というか。なってしまった、というか。

 どうでもいい話だが、私は自分の生まれた「10月25日」という日に意外と愛着を持っている。ネットで検索すると、10月25日生まれの歴史上の人物や有名人がすぐにわかるが、これがどうにも自分好みの方々なのである。

 試しにさっそく検索してみよう。

 1811年 ガロア

 1838年 ビゼー

 1881年 ピカソ

 1889年 アベル・ガンス

 1909年 土門拳

 1911年 花森安治

 1942年 日野皓正

 1967年 松本大洋 等々、、、

 他にも当然沢山の方々が10月25日生まれなんだけれども、個人的に気になる人だけ列挙している。数学者、音楽家、映画監督、写真家、漫画家等々。とくにガロアピカソは人物的には愛着があるわけで、かような理由によって私は自分が生まれた10月25日という誕生日が、実は結構気に入っているのだ。

 もっとも、自分がこのような人々と同じレベルで語られるようなことになるとはあまり思っていなかったりはするけれど(それは私の数少ない良識のひとつだとお考え頂くのが良いかと思う)。

 もっとも大昔、私が高校生の頃に、夏休みの宿題で描いた油絵が、とある美術コンクールでどういうわけか文部大臣賞・個人特別賞なるものを獲得し、自分がまるでピカソの生まれ変わりであるかのように主張していた時期もあるが、それは彼の没年が1973年であるから、あり得ないことでなのであった。

 さて、54年の人生を生きてきたわけだが、自分はとにかく強運の星のもとに生まれているということだけは言えると思う。もし数時間、母が病院に行くのが遅れていたら、もし高校受験に失敗していたら、もし大学受験に失敗していたら、もし第一志望の企業に就職できなかったら……とそれぞれのライフイベントで自分が望んだような結果を得ることができたわけで、これは明らかに自分の実力と言うよりは「運」と周囲の人々(家族含む)のサポートのお陰なんだと思いつつ、54回目の誕生日をありがたく過ごしたわけである。

 そろそろ色々な方々に受けたご恩を返していかなければならないのだと思うが、思っているだけでなかなか出来ていない。何のかんの言っても、人生というのはどこかでバランスするものだと(「禍福あざなえる縄の如し」というか、「人間万事塞翁が馬」というか)思っているので、ここまで受けたご恩をお返しできないときっとどっかでバチが当たるんはなかろうかと戦々恐々とする今日此頃なのである。

 その証拠というわけではないが、26日にベッドに入ってから、宇宙人に連れ去られる夢で目が覚めた。この手の夢を定期的に見る自分なのであるが、ああっと起きてみて「ここは自分のベッドだ」と思って安心して、再び寝入ったわけであるが、ご恩を返していないうちは、やはり定期的にこのような「宇宙人に連れ去られる」疑似体験を夢の中でしなければならないのだろうか。。。と思ったりしたのである。

 明確なオチはない。我ながらくだらない戯言のお付き合い頂いた方々には深くお詫び申し上げる。

 失礼しました。