昨年は分不相応な、こんな贅沢をしていたのだが、今年もそれなりに贅沢をした(まだ分不相応かも?)。
今年行ったのはこちら。
前から行ってみたいと思っていたので、ちょうどよい機会と思い、予約した。会社を早めに出て、地下鉄の六本木駅で妻と待ち合わせ。久しぶりに二人揃っての外食、である。駅からとろとろ歩いて10分弱くらいか。かわいらしいエントランスに到着。
まずは食前酒のシャンパンから。
料理の方はコースを選択。
アミューズには、チーズを練り込んだパイで豚肉を包んだもの。ほくほく、である。冷たい前菜が個人的にはかなり良かったのだが、茄子とアボガドとカニのミルフィーユ。茄子とアボガドという取り合わせがやや意外。温かい前菜がフォアグラ。火の加減が妻の好みではなかったらしいのだが、私は美味しく頂いてしまった。魚はカサゴのフリット。香ばしい香りがよいかんじ。肉が蝦夷鹿。油のないところと脂身のところが一切れずつ(脂身のところはほんのちょっとだったのだが、強烈なインパクトだった)。口直しのグラニテの後、デザート。妻はココナッツのブラマンジェ、私は赤ピーマンのプリン。この赤ピーマンのプリンにはヤラレタ。ピーマンのほろ苦さとキャラメルの苦さがどんぴしゃり、で本当に美味しかった。
ワインは、料理に合わせて、グラスでもってきてもらったのだが、どれもなかなか良かった。
唯一頂けなかったのは、妻のコーヒー。ちょっと煮詰まってしまったかんじで、香りも味もとんじゃったかんじ。強いて問題といえば、これだけだったので、ほんと惜しいなあと思う。
最後はシェフ自らお見送り。人気店とはいえ丁寧なお店だった。
帰り、タクシーで帰ってきたのだが、車内で妻の気分が悪くなる。どうやら、満腹で車に乗ると気分が悪くなるらしい。……そう言えば昨年もそうだったな。
学習効果のない旦那で、スマナンダ……。
とはいえ、誕生日おめでとう、引き続きよろしく>>妻へ