BearLog PART2

暇な中年の独り言です

雑記

セゾン文化

浅田彰【セゾン文化を継ぐ者は誰か】 - Linkis.com こんな浅田彰の文章を発見。80年代セゾン文化について。以下引用。 そこでは、世界中で話題になっている舞台や映画や音楽に触れ、世界のどこよりも簡単に前衛的な美術書やレコード/CDを手に入れることが…

堤清二、辻井喬

実は昔から堤清二は気になる人だった。裕福な家に生まれながらも全学連の活動家として共産主義者になり、そしてまた企業経営者になり、という流転的な人生もそうだけれども、何よりも経営者と作家・詩人という二足の草鞋を履き続けたというアンビバレントな…

石先生のこと

8月25日に亡くなった石弘光先生のお別れ会が10月2日に如水会館で行われた。 一橋大学在学中、石先生にはちょっとだけお世話になったことがある。教養課程(前期)で開かれていた先生のゼミに参加し、ミクロ経済学とマクロ経済学の基礎的な英文のテキストを輪…

父のこと

こんなところであまり書くことではないのかもしれないが、少し父のことを書こうと思う。しかも真面目に、だ。この私が真面目に。 父はちょうど私の30歳年上になるので、今年の9月で83歳になる。5年前に初期の膵臓がんを患い、膵臓を全摘している。膵臓がんが…

駆け込み乗車について思うこと

Twitterでは呟いておりますが、GWの最終日のこと。ヴァイオリンのレッスンに行く途中でのこと。吉祥寺駅。2番線ホーム。上りの東西線と総武線は発着するホームである。 9時41分発の東西線。そこで、悪いことと知りながら、駆け込み乗車をやってしまったわ…

対面の販売の尽きせぬ魔力

ここ最近、5年間くらい使い続けてきたヴァイオリンケースがちょっとボロボロになってきていて、新しいのが欲しいなあと漠然と思ってきた。 添加のアマゾン様でヴァイオリンケースをだらだらと物色してきた。アマゾン様はやはり大したもので、色々なものがあ…

親父を恨むぞ

一昨日くらいに、職場で他愛のない話をしていて、そのときに思い出したことである。 基本的には、私は自分をこの世に送り込んでくれて、何不自由ない暮らしをさせてくれた親父に感謝をしている者ではあるが、ひとつだけ彼に対して、未だに根に持っていること…

年初の目標?のようなもの

当たり前のことなんですが、世の中スピードが大事。ということを、何事もダラダラやる癖のある娘に親として力説していたら、「何で?」と言われたので、どういう風に説明しようか考えて、次のように説明してみた。 「人間が生きていられる時間には限りがある…

ここ最近観た2本の映画についての雑感というか、失われた物についての、ゆるい考察

先週日曜日に、「リトルプリンス」を家族で観た。そして、昨日は「パンターニ」を一人で観た。この2本は勿論全然違うことを描いている、一見共通項のない映画のように思えるのだが、通奏低音が意外と個人的には同じキーを奏でている気がして、思わず書いてい…

「親子登山」という素敵な体験について

久しぶりにBlogを書いてみようと思うような素敵な出来事(この私が「素敵」という感じ二文字を使うという時点で、その「素敵」さを是非感じて頂きたい)があったので、おもむろにキーボードをぽつりぽつりと叩いている。 妻がちょっと前に、吉祥寺のパタゴニ…

子供向けイベント雑考

昨日、娘と二人で、とある子供向けのイベント運営団体主催の「田植え」体験イベントに参加してきた。娘はとても喜んで嬉々として田植をしていたから、そこについては大成功だと言える。ただ、疲れたのか、帰りのバスの車内で鼻血を出してしまったのがご愛嬌…

「考える」ということをどう教えるのか?

ここ最近、娘に「考える」ということをどうやって教えればいいのか、かなり悩んでいる。 安易に、「もっとよく考えてごらん」なんて口走ってしまうのだが、娘の顔を見るときょとんとしていたりする。そりゃそうだ。6歳くらいじゃあ「考える」という行為を意…

「頑張らない」、でも「全力を尽くす」ということ

私を直接ご存知の方におかれましては、既知のことだとは思いますが、私は「頑張る」ことが大嫌いです。「頑張る」ことは自分の美学に反するのであります。今までの人生、「真面目にやったこと」はたくさんあるし、「全力を尽くしたこと」もたくさんあるけど…

人の縄張りに入らないでほしいなぁ

以前自分でこんなことを書いている。http://d.hatena.ne.jp/kumaotaku/20080324/p1 唐突に思い出し、それについて今の自分の感じを急にまとめてみたくなった。 結局モチベーションをあげる経営、みたいなのとか、サーバント型リーダーみたいなのが色々と言わ…

林真理子女史、あれこれ

どうでもいい話であるが。 ここ最近、テレビで林真理子を二回くらい見た。一回は、確かNHKの「あさイチ」か何かにご出演していたとき。二回目は、確か「金スマ」で。 ファンの方には申し訳ないのだが、私は林真理子女史がどうしても好きになれない。それだけ…

不思議な光景

今日、昼食をよく行く中華料理屋で食べて(今日も水餃子2個おまけ)から、オフィスに戻るときのこと。 ベンツの500SELの運転席に半身沈めたご老人。オーナーなのかショーファーなのか、微妙に判断しかねるけど、多分ショーファーなんだろう。その老人が、前…

 先日の続き、のようなもの

十分にリッチなUIをもった端末と言えども、それだけでは完結しない。そのためには1台だけで完結させるだけでなく、何らかの形でネットワーク化しなければならないというコンセプトは十分過ぎる分かっているつもりではあるが。 ホスト→クラサバ→クラウドと…

久しぶりに文章を書きたくなったので……

スティーブ・ジョブズが亡くなって、色々な人が色々なところで色々なことを語っているので、私ごときが語ることはないのだが、敢えてちょっとだけ思ったことがあるので、完全に私的な備忘録としてこちらにしたためたいと思うわけだ。 そもそも。マッキントッ…

ここ最近の娘向けエンターテインメント状況

さる4月3日に劇団四季を見に行ったわけです。お題は「美女と野獣」。大昔、人に誘われて「キャッツ」を見に行ったのが、もう10年以上前のことですから、とにかく久しぶりです。詳細はこちらをご覧ください。 大井町の劇場へ行ったわけだが、劇場のすぐ裏に大…

 不謹慎かもしれないが、復興のテーマ音楽について考えたいんです

ええと。 菊地成孔によれば、アメリカは「スイング・ジャズで第二次世界大戦を勝利し、反戦音楽によりベトナム戦争で負けた」とのこと。要するに何が言いたいかというと、「復興」という思い2つの漢字を掲げる以上、「復興」のためのテーマ音楽があった方が…

どうでもいいけど

現実逃避したくなって、このBlog放置気味でしたが、mixiやTwitterと連携させてみました。まったく意味ありませんwww 失礼しました。

ご冥福をお祈り申し上げます

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 さてさて

今まで割と律儀に日記を書き続けてきたのだが、Twitterやっていると、Blog書くのが面倒になって、こっちがすっかりご無沙汰になっていました。 日常のつまらないことをたくさん書いても仕方ないので、まとめて文章化できるものだけをBlogで綴っていくことに…

 好天、CGMと既存メディア

朝走ったし、天気もよいので超爽快。オフィスにいるのがもったいなくなってしまう。 出社してから、ミーティング。午後大手町で2件ミーティング。そのうちの1件は詳細をここで書くことは憚られるが、ある意味で非常に面白かった。その後の1件はDean and D…

 府中

なかなか行く暇がとれなさそうなので、午前中何の予定も入っていないことをいいことに、府中の運転免許試験場まで行って免許の更新をしてきた。 実は、娘が産まれてからの1年ちょっとでどういうわけか2回も些細な違反をしていることもあり、今回の区分はブ…

 何が面白い?

午前中、某所でITの何が面白いのかというヘンなインタビューを受けることになって、退役軍人的に好き放題1時間程度お話をしてくる。 今のネットがらみのビジネスを個人的に総括した結果、「サービスプラットフォーム」と「テクノロジープラットフォーム」の…

 深津高子さん 講演会

@久我山こどもの家。 この建物は何だか非常にエコなかんじで立っている。多分鉄筋?だと思うが3階&半地下1階。半地下1階部分が「こどもの家」になっている。「こどもの家」は壁も床も見るからにオーガニック。壁は貝殻を材料としたものを塗っているらしい…

 「反オブジェクト」 または自転車の快楽

隈さんのファンなので、今まで読んでいなかったものが文庫になったらしいので買ってみた。反オブジェクト―建築を溶かし、砕く (ちくま学芸文庫)作者: 隈研吾出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/05/11メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 2回この商品を含…

 新しいビジネスを興すとき

個人的なイメージとしては次の3パターンしかないと思うのだが。 産業構造の歪みを利用した「アービトラージ」 新しいマーケットを作るか、既存のマーケットの秩序を破壊するような「破壊的イノベーション」 徹底的にニッチを攻める「ニッチャー」 ある程度…

 シティバンク、大盤振る舞いなキャンペーン

詳細はこちら。 https://www.citibank.co.jp/campaign/summer09/index.html ううむ。最大で25万円というのは、今の金利水準を考えるとベラボウ、である。これだけ高い実質金利を払ってまでお金を集めたいというインセンティブは、元銀行員的なリスク感覚から…